6.お盆おやきの日(8/14)

■“お盆おやきの日”
おやき屋にとって一年で一番忙しい日。
それが、おやきを食す日【お盆おやきの日】です。
お盆になると夏野菜の収穫も最盛期になり、盆棚も賑やかなお供え物が揃います。
13日はどこの地域でも天ぷらを揚げます。
そして、仏様は丸いものが好きだというので、14日の朝にはお盆の始まりのご馳走としておやきが作られます。
昔から季節の味をということで、具はなすとあんこが主でした。
今でこそ白い精選小麦は当たり前ですが、昔は水車で引き落としたままの衾の混じった粉で、普段のおやきが作られていました。この“きのぶり”の精選された粉で作られたおやきは、ご馳走でした。
そして16日お帰りの際には、ご先祖様のお土産用にと作られています。